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英語の本を音声つきで読む方法(聞き読み)

英語の本を音声つきで読む方法。聞きながら読む「聞き読み」のやり方、今日から始められる手順、レベルに合った本の選び方を紹介します。

2026年9月27日更新 · 2分で読了

英語の本を音声つきで読むいちばんシンプルな方法は、声が読み上げるのに合わせて文字を目で追うことです。最初はゆっくり、慣れたら速く。これを「聞き読み」(リーディング・ホワイル・リスニング)と呼びます。ここでは、なぜ効果があるのか、今日から始められる手順、レベルに合った本の選び方を紹介します。

聞き読みとは? なぜ役立つのか

聞き読みとは、同じテキストが2つのルートで同時に入ってくることです。単語を見ると同時に、その単語を耳で聞きます。英語学習者にとって、これにはいくつか意味があります。

  • つづりと音が結びつきます。 英語のつづりは当てにならないことで有名です。though、through、tough、thoughtは見た目が似ているのに、発音はまったく違います。単語を見ながら聞くことで、自己流に推測した発音ではなく、本当の発音と文字が結びつきます。
  • 難しめの文章でも止まらずに進めます。 一人で読んでいると、知らない文ひとつで完全に止まってしまうことがあります。声が先へ運んでくれると、リズムやイントネーションから大意をつかんで読み進められるので、少し難しい本でも読めるようになります。
  • 文のまとまり方が聞こえてきます。 どこで区切るか、どの単語を強く読むか、疑問文でどう上がるか。これらはページからは学びにくく、耳からだと自然に身につきます。

聞きながら読むことについての研究では、特に自力で楽に読めるレベルより少し上のテキストで、理解や語彙の支えになりうることが示唆されています。魔法ではありませんが、たくさんの英語に触れる方法として、いちばん楽しいもののひとつです。

ステップ・バイ・ステップの手順

1日1章でも、バスの中の10分でも使える手順です。

1. 自分のレベルより少し上の本を選ぶ

辞書なしでページの大部分はわかるけれど、全部ではない——これが目安です。どの文にも苦労するなら、今はまだ難しすぎます。新しいことが何もないなら、易しすぎて学びが少なくなります。

2. まずは0.75倍で聞く

自然な速さより遅めで始めます。0.75倍なら、ひとつひとつの単語を目で追いながら、自然な発音も聞けます。1回目は立ち止まって調べず、ストーリーを追うことを目指しましょう。

3. わからなかった文をもう一度聞く

聞き取れないまま文が過ぎたら、戻ってその文だけを、読みながら1〜2回聞き直します。ここで多くの学びが起こります。予想外の音に気づいたり、あるフレーズが急に腑に落ちたりします。

4. 音声なしで読み返す

1章聞き終えたら、1〜2ページを黙読するか、自分で音読してみましょう。耳がテキストを「聞いて」いるので、前より速く読めるはずです。何度も出てきた単語をいくつか調べておきます。

5. 少しずつ速度を上げる

0.75倍が遅く感じ始めたら1倍へ。さらに、よく知っている本なら自然な速さより少し速くしてみましょう。実際の会話や映画は速いので、1倍以上で耳を鍛えると、普通の速さの英語が楽に感じられるようになります。

レベル別の本の選び方

レベル 読むもの 例
初級(A1〜A2) グレーデッド・リーダー:学習者向けにやさしく書かれた本 大手出版社のシリーズ。音声つきのものも多い
中級(B1〜B2) 筋のわかりやすい短めの名作 A Christmas Carol、The Time Machine、The Adventures of Tom Sawyer
中上級(B2〜C1) 語彙の豊かな名作 The Adventures of Sherlock Holmes、Alice's Adventures in Wonderland
上級(C1以上) 古風な文体の長編 Pride and Prejudice

いくつかのヒント:

  • 長いより短いほうがいい。 A Christmas CarolやThe Time Machineは読み切れる長さで、本物の英語の本を1冊読み終えることは大きなモチベーションになります。
  • 知っている話は易しい。 映画版を見たことがあれば、頭の力をストーリーではなく英語に使えます。
  • 短編はとても使いやすい。 シャーロック・ホームズの各話は1話完結なので、1話を1回分にできます。
  • 古い本には古い言葉が使われています。 ジェーン・オースティンの文は長く、かしこまっています。上のレベルでは良い練習ですが、下のレベルではストレスになります。

上の名作はどれもパブリックドメインなので、Project GutenbergやStandard Ebooksで無料で手に入ります。音声ならLibriVoxにボランティアによる無料の録音があり、図書館の利用カードがあればLibbyでオーディオブックを借りられます。難点は、たいてい2つを並行して扱うことになる点です。電子書籍はひとつのアプリ、オーディオブックは別のアプリで、両者をうまく同期させる簡単な方法がありません。ほかの無料の情報源については名作を無料で聴ける場所のガイドをどうぞ。

iPhoneだけでできる?

ある程度はできます。**「画面の読み上げ」をオンにすれば(設定 → アクセシビリティ → 読み上げコンテンツ)、「ブック」Appで本を開き、画面の上から2本指で下にスワイプすると、iPhoneがページを読み上げてページをめくってくれます。同じメニューの「内容を強調表示」で、対応アプリでは読み上げ中の単語が強調表示され、「声」**ではより良いシステム音声をダウンロードできます。

無料で始めるには良い方法です。限界もあります。「画面の読み上げ」は画面にあるものを読み、短時間の利用向けで、本ごとの読書位置は保存されず、1文だけ聞き直すのも手間です。毎日の読書習慣にするなら、そのために作られたものが欲しくなるかもしれません。

Aloudyで聞き読みをする

Aloudyはニューラル音声でテキストを読み上げるiPhone・iPad向けアプリで、上の手順にぴったり合います。

  • 原書の名作が70,000冊以上。 内蔵ライブラリにはStandard Ebooks、Project Gutenberg、Wikisourceのパブリックドメインの本が入っているので、Sherlock HolmesもPride and Prejudiceも検索ひとつ。別にオーディオブックを探す必要はありません。
  • 自然なアメリカ英語とイギリス英語の声があり、学んでいるアクセントを選べます。
  • 単語の強調表示。 読み上げ中の文と単語が強調表示されます。まさにこの方法の「見て、聞く」部分です。
  • 速度は0.75倍〜2倍で、ステップ2とステップ5にそのまま対応します。
  • 文をタップしてもう一度聞けるので、ステップ3はワンタップ。本ごとに止めた場所も覚えています。
  • オフラインで使えます。 声は端末上で動くので、一度声をダウンロードすれば飛行機や地下鉄でも読めます。詳しくはオフライン読み上げへ。

英語だけではありません。同じ方法はスペイン語、フランス語、ドイツ語など、ほか28言語でも使えます。アプリはテキストを翻訳しないので、ステップ4で調べる単語のために辞書アプリを手元に置いておきましょう。無料プランは5種類の声と短いテキストまでで、本を丸ごと読むにはAloudy Pro(月額または買い切りの永久ライセンス)が必要です。

よくある質問

聞き読みは、オーディオブックを聞くだけより良いですか?

学習者にとっては、たいていはい。オーディオブックだけだと耳は鍛えられますが、つづりは見えず、聞き取れなかった単語はそのまま流れていきます。テキストが見えれば、どの単語を聞き逃したのか、どう書くのかが正確にわかります。

最初はどの速度がいいですか?

自分のレベルより少し上の本なら、0.75倍から始めましょう。楽についていけるようになったら1倍へ、よく知っている本や作家なら少し速めにしてみてください。

グレーデッド・リーダーと本物の本、どちらを読むべき?

初級ならグレーデッド・リーダーがいちばんです。B1くらいからは、A Christmas CarolやThe Time Machineのような短い名作が、書き換えのない英語への良い第一歩になります。

音声つきで読むのにインターネットは必要ですか?

声が端末上で動くアプリなら必要ありません。声を一度ダウンロードすれば、完全にオフラインで読んで聞けます。

聞き読みは、難しすぎると感じる本を、実際に読み終えられる本に変えてくれます。本と声と強調表示をひとつの場所にまとめたいなら、Aloudyには自然な声で読める何千冊もの英語の名作、どの文もワンタップで聞き直せる機能、0.75倍〜2倍の速度があり、すべてiPhoneの中で、オフラインでも使えます。

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